語り掛けで子どもの英語脳スイッチをオンに
家庭で子どもと英語学習をする取り組みは「おうち英語」と最近呼ばれています。
主には家庭内で英語教材に触れたり、英語の童謡を流したり、海外のYouTubeを見せたり。子どもの年齢に関わらず、しばらく見せていると、英語のインプットは少しずつ出来てきます。
その際「英語が苦手な親が、つたない英語で子どもに話しかけるべきか否か」。これは悩む方も多いと思います。
私はつたない英語でも子どもに話しかけるのがオススメだと思っています。
下手な発音でもいい
ほとんどの方が、「発音が下手。間違った読み方や日本人訛りの英語を、子どもが真似したらまずいのでは。」と少しは心配するのではないでしょうか。
大丈夫です。真似するかもしれないけどそのうち直ります!
特に小さな子どもは、親の言葉を純粋に受け止めやすいので、例えばもし親がCar(車)のことを「カル」と読んでいたら、子どもも、「カル」と言うかもしれません。
ですが、正しいネイティブの「Car」の発音を沢山聞くうちに、本当の「Car」の発音を身につけられます。いつの間にか、「カル」とは言わなくなります。
そうです、さらっと書きましたが、「ネイティブの英語のシャワーを沢山聞くこと」が大事です!
子どもの英語脳スイッチを押すきっかけになるだけでもいい
インプットが十分程度できている子どもは、頭の中の英語と日本語をスイッチで切り替えられるようになっていると思います。
親が「What is this?」と聞くだけで、子どもの英語スイッチが刺激されるはずです。
答えが日本語で「うさぎ」などでも、その刺激だけでも十分効果はあると思います。
続かないという課題
慣れないことを続けることって難しいです。ましてやただでさえ忙しい生活の中で、英語を話すなんて心の余裕ない!と思いますよね。
少しだけ余裕がある一瞬だけでも、思い出した時に一言二言でもいいです。
車で送迎中信号待ちの時、入浴中、夕食の準備でお皿を並べてもらっている間、添い寝している時間。
ほんの少しの時間でいいので、意識してみるといいと思います。
子どもの成長が見えて楽しい
例えばこちらが「Good night」と言って、それまで何も子どもから返事がなかったのに、ある日「Good night」と返ってきたら。嬉しいですよね。
赤ちゃんの時に言葉を話し出してその度に嬉しかったような感覚が、もう一度できます!
親も結構成長する
先述しましたが、まず、1日のうち、一瞬だけ英語を話そうと意識してみてください。
習慣化がキーです。習慣化すれば、それほど苦なくできると思います。
こういう意味のことを言いたいけど、何て言えばいいか分からないという時は、可能ならすぐ、または覚えているうちに調べてみてください。ここが成長の肝です。
調べるのが難しければ、メモしておいて、誰かに聞けるタイミングがあるならそれもいいですね。
私は息子と一緒にオンライン英会話をしているので、それでフリートークレッスンの時に聞いたりしています。
先生に聞く、教えてもらう、発音してみる、など、その英語に関してまとまった時間を取ります。ある程度やりとりをするので、自分にとっても印象づいて結構覚えられるのでオススメです。
ちなみに私はネイティブキャンプを息子としています。予約しなくてもレッスンが受けられますし、レッスン時間は5分でもOK。5分はやったことはありませんが、私はよくフリートークのレッスンを15分に設定して受けています。そこでこういう場合何て言えばいいですか?と質問したりしています。
まとめ
英語での語り掛け、結構楽しいです。子どもが段々相手をしてくれるようになるとさらに楽しいです。
そんなに気負わずに、「Thank you.」「You are welcome.」などから始めてみてはと思います。
こちらの本もおすすめです!↓