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母国語方式で英語を学ぶメリット・デメリット【DWEユーザー 2歳児4歳児の母が検証】

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母国語方式とは

多くの日本人は英語を学校で習った時に、「”My name is 〇〇” 訳:私の名前は〇〇です」と日本語訳を一緒に習いましたよね。

私たちが一番得意な言語である日本語に一つずつ置き換えて学んでいきました。

「母国語方式」は、日本語を介しません。私たち日本人が母国語の日本語を習得した時のように、英語を身につけていきましょう、という学習方法です。

赤ちゃんが母国語を習得する手順で英語を習得する

赤ちゃんは、親御さんなど大人たちが話す大量の言葉を聞いています。そして、徐々に目の前の状況と「ママだよ」「お手手だね」「赤いブーブーだね」などの言葉が一致し「この人はママというのか」「これはお手手というんだ」「これは赤なんだ、ブーブーなんだ」と理解していきます。

これは日本語の「インプット」です。日本語のシャワーを自然に浴びているのです。周りの大人は特に「私はママで、これはブーブーです」と説明したりしていないですよね。

このインプットがある程度溜まってくると、次は「ママ」「ブーブー」など言葉が出てきます。「アウトプット」です。

この方式をそのまま英語に置き変えましょう。母国語方式では日本語による説明は不要です。

まずは大量の英語のインプットが必要です

言語のインプットは2000時間必要

母国語方式の英語教材として一番有名なのは「ディズニーの英語システム」。ディズニー英語システムでは、まずは2000時間のインプットが必要としています。

インプットには、

  • 英語のお歌
  • 絵本の朗読
  • DVDの鑑賞

などを含みます。子どもが真剣に見ていたり聞いていたりしなくてもOKです。

例えば、子どもが夢中でおままごとをしている部屋で英語のお歌を1時間かけました(掛け流し)。

これは1時間計上されることになります。

英語のタッチペンのおもちゃで15分遊びました。

これも計上されます。

その間親御さんとずっと日本語を喋っていても、親御さんが日本語で話しかけても構いません。とにかく英語環境に居た時間ということです。

2000時間はどれくらいか【気づけば2歳娘が2000時間越えていた話】

例えば1日2時間の英語のインプット時間を確保できるとします。

2時間の内訳は例えばこのような感じをイメージしました。

  • 朝30分 音楽
  • 車内で合計30分 DVD
  • 夜1時間 絵本朗読CDと音楽

これを毎日続けるとして、2000時間が達成できるのは‥2年9ヶ月後になります。

Umino
Umino

ハッ。。。娘が最近英語のアウトプットが急に増えたと思ったら、

娘が今2歳9ヶ月でした(驚)

そう、2000時間を改めて計算してみて驚きました。このディズニー英語システムを既に持っていたので、娘は生まれた時から英語をよく聞いていました。

最近英語をよく話すなと感じ始めていたところなんですが、ちょうど2歳9ヶ月でした。

Umino
Umino

と言っても、2000時間以上はインプットしているはず。

というのも、家にいる時は朝も夜もほぼ英語を掛け流ししている我が家。平日は3時間程度、週末はもっと多い傾向です。娘が赤ちゃんの頃や感染症対策で家に引きこもっていた時期は、平日でも3時間以上は掛け流していました。

大まかですが、2400〜500時間くらいは経過していると思います。

個人差はあるでしょうが、大体それくらいなんだなと思って頂ければ幸いです。

母国語方式のメリット

アウトプットが出るとすごく話せるようになる

インプット2000時間を超えてくると、コップの水が溢れるようにアウトプットがどんどん出てくると言われています。

我が家は上の子が1歳の時からディズニー英語システムをしているのですが、息子のインプットのコップが溢れたのは、3歳ごろ。フレーズとして覚えている英語はスムーズにアウトプットできて、自分で文を組み立ることも段々できて来た頃でした。

そこから徐々に、でも目まぐるしくレベルアップし、4歳のいまは「Let me open this.」「Have you seen this flower?」など現在完了までも駆使して話せるようになっています。

中学校の英語で文法書を暗記していた頃の私が見ると、目が点‥かもしれませんが、1歳から母国語方式で育ってきた彼をそばで見ていると、そんなに驚きではありません。

日本語でも徐々に色んな言い回しができるようになってきたので、英語も同じだなと感じています

言葉選びの感覚を自分で獲得できる

上で触れたような「Let me」「Have you」の言い方は、息子は特に誰にも教わっていません。これまで何度も何度も、恐らく100回以上、この言い回しを色んなところで見聞きしたんだと思います。

意味や使い方も、それまでのどこかのタイミングで自分で解釈してきたと思います。

それを、この状況でこういうことを言いたい、だから「Let me」を使おう、と自分で選ぶことができるようになっていったのですね。

日本語以外の言語でも、こういう感覚を持つことができるのは、羨ましい限りです。

オールイングリッシュの環境に置かれても問題ない

母国語方式で育っていると、オールイングリッシュの環境に慣れているので、例えばネイティブの人にずっと英語で話しかけられていても、大丈夫だと思います。4歳の息子も2歳の娘も、外国人の方に英語で話しかけられても、人見知りや恥ずかしいなどはあるかもしれませんが、英語に関しては全く問題無さそうにしています。

母国語方式のデメリット

2000時間が長い

先ほど触れたように、2000時間のインプット量というのは年単位になります。長いです

さぁ英語を始めようと準備をしたものの、長い間結果が伴わないことになるのです。

「習慣づけられない」などの悩みも出てきますし、「これ効果あるの?」「反応がないから続かない」といった気持ちがやはり出てきます。

掛け流しは本当に簡単です。スイッチを押すだけです。でも、スイッチを押すのが難しい、これが育児でもあります。

例えば声に反応するスマートスピーカーをうまく利用すると、掛け流しの心理的ハードルも低くなるかもしれません。

習慣づけられないことを嘆くのではなくて、どうすれば簡単にできるかを考えるといいかもしれません

教材選びが難しい

ディズニー英語システムは、英語に全く触れたことが無い子が上手に話せるようになるようにと、緻密に教材を作っています。教材の使い方の指針があるので、迷ったりすることはあまりありません。迷えばサポートに電話で聞くと丁寧に教えてくれるのです。

でも、こういった教材が無い場合は、聞かせるもの見せるもの全て、掛ける労力に差はあると思いますが、探して選ぶことになります。

例えば「0歳の時に掛けるCDはどれがベストかな」

「数唱ができるようになるようなCDを探したい」

「複数形を教えられるようにフラッシュカードを用意しよう」

と探しますが、種類も色々とあって迷うこともあるかもしれません。レベル感も分からなかったりしますよね。

教材選びに労力がかかるのがデメリットになるかもしれません。

例えばディズニーの英語システムの教材のように、必要な教材がまとまっているものだと、この一つ一つ教材を選ぶといった労力からは解放されて気持ちが楽になるかもしれません。

サンプルでもらえるDVDも、実際に教材内で使われている、人気の曲が入っていますので、サンプルだけでも子どもは大好きだと思います。

教材は持っているけど、サンプルDVDを未だによく見る、と言う話もよく聞きます笑。選りすぐりの選曲なので、子どもが気に入るのはよくわかります。

貰っていて損はないと思います!良ければ申し込んでみてくださいね。

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